もしも何かに失敗したり、そしてその失敗を嫌になるくらい繰り返したり、思わぬ出来事に足元をすくわれたり、確信していた未来がふいに閉ざされたり・・・

そんな時は、暗い感情がわく。

夢の中ではその未来が叶い、夢の中では喜びの涙があふれて・・・そして目が覚めると、本物の涙で枕はぬれているのに、暗い現実だけは、夢の中とは違っていて。

これじゃ駄目だ、前向きにならなきゃ！！！

って思えば思うほど、自分を見失って、今の自分の本当の感情が、分からなくなっていく。

いつか、もしも、あなたたちにもそんな日が訪れてしまったのなら。

醜い感情を止めないで。

汚い気持ちを止めないで。

泣くことを決して恥じずに、泣けるだけ泣いて。これでもかってくらい、泣いて泣いて泣いたがいい。

そして、そんな弱く恥ずべき自分を、ギュッと強く、抱きしめてあげてね。そんな醜い自分を、少しも恥じずに、ギューッと強く、抱きしめてあげてね。

人間なんだから。

そんな弱い自分は、あなたたちが他の何でもない、人間だっていう証拠なんだから。

それでいい。

落ちるところまで、落ちたがいい。怖れずに。

落ちるところまで落ちれば、ふと地に足が届く🌟

そしてもしも、次の1歩が出せた時には、きっと今まで以上に、人の痛みが見えるようになる💫

きっと、それまでとは違う世界が、見えてくるはず。

失敗を、恐れないでね。失敗して失敗して、間違いに間違いを重ねて、そうやって刺さるような痛みを覚えなければ得られないものが、確かにあるはずだと、私は思うよ。